平均寿命と平均余命の違いを知っていますか?

日本人男性の平均寿命は78歳です。では、60歳の男性の余命は78才-60才=18年になるのでしょうか?

「平均余命」と言う概念を知っている人には、この答えが判ります。

平均余命とは、「ある年齢の人々が、その後何年生きられるかという期待値」のことです。一般に知られている「平均寿命」とは、0歳での平均余命のことを指しています。

つまり、良く言われる「平均寿命」は、ある年齢の人の残りの人生を計算する時には役立ちません。

60歳の男性が、「平均寿命」が78歳だからと言って、「残りの人生は18年だ」と考えるのは間違いです。

この「平均余命」については、『簡易生命表』をご覧ください。

60歳男性の「平均余命」は、22.06年になっています。60歳男性の残りの人生は平均22年になる、ということです。つまり「平均寿命」から計算した18年よりも4年間長生きできそうだ、ということです。

この「平均余命」の一覧表を基にして、実は生命保険で支払う保険料が計算されていきます。加入する人の年齢や男女別によって、保険料が異なっているのはこの「平均余命」が根拠になっています。

この数字はライフプランを検討する時に役立ちます。

定年後の人生設計をする場合に、あと何年生きるのかによって、どのくらいの貯金が必要なのか、どんな収入源を確保すれば良いのか、判断する材料になります。

生命保険の見直しをしている人にとっては、保障期間を決めるときの判断材料になるでしょう。

そうは言っても、この「平均余命」はあくまでも、平均なので、あなたがそうなるとは限らない、ということにご注意ください。